季節の変わり目に、エアコンクリーニングを自分で行ってみました!
特に気になっていた、ケルヒャーを使ったエアコン洗浄を実際自分の家でやってみました。結論いい感じに洗浄できたので、気になる方はどうぞお付き合いください。(※あくまで自己責任でお願いします)
この記事は、
・最近エアコンの汚れや臭いが気になる
・エアコンのクリーニング代を節約したい
・ケルヒャーを使ってエアコンクリーニングってできるの?
という方向けです。
夏終わりのエアコン、カビくさい、、、
きっかけは最近急に寒くなったことでした。我が家は小さい子供がいることもあって、今年はストーブなどの直接的な暖房器具は使えません。よし、エアコン入れるか!、、、くさい!
はい、おそらく夏の間中冷房で使っているうちに、内部のファンに埃と結露が付着、カビが発生したのでしょう。そういえばたまーにエアコンの送風口から水が垂れてきていました。これはまずい、、、
大切な家族のためにもエアコンクリーニングが必要じゃ。
ケルヒャーでエアコンクリーニングってできるの?
一般的にエアコンクリーニングを業者に依頼すると1台1万円程度かかります。それが家中の複数台エアコン分となると数万円、なかなか痛い出費です。幸い、我が家はまだリビングのエアコンしかほとんど使用していないので1台で済みますが、今後何年も住むことを考えると、エアコンのクリーニングは自分でやりたい、節約したい。
我が家では2年前から自分でエアコンの分解、クリーニングを行っています。ただ、
(2年前)エアコン分解に苦戦。泡ハイターをかけるも汚れは取り切れず、、、自己評価60点
(1年前)業務用エアコン洗剤と手動ポンプ式散布器を購入。まだ汚れ残りあり、、、自己評価70点
といった感じで、年々洗浄技術は上達しているものの完璧ではない状態にもやもやしていました。自分でやるとどうしても取り切れない汚れがあり、これだといつかは業者呼ばないといけないな、と思っていました。
そこで考えたのが、高圧洗浄機ケルヒャーです。もともと玄関掃除用に購入したものですが、これをエアコンクリーニングに使えないかな?と考えました。
「ケルヒャー」「エアコンクリーニング」で検索すると、いくつか動画やブログはでてくるものの、専用の特殊なノズルを使用していたり、そもそもエアコンの部品を痛めるからやめたほうがよいなど、意見が分かれていました。少し悩みましたが、自分としてはエアコンも結局消耗品と考えるとケルヒャーで掃除してみたい!という欲が勝り、実行することにしました。
準備したもの
①ケルヒャー K2サイレント 我が家は防音+コスパのこちらを使っています
②エアコン洗浄用カバー 基本必須、頑張ればゴミ袋で代替可能。
③プラスドライバー 分解用、一般的なものでOK。
④ブルーシート 100均でOK(防水養生用)
⑤バケツ 汚水を受ける用。100均で可(今回は4~5L程度水が溜まりました)。
⑥タオル3~4枚 養生用と水漏れ用
⑦養生テープ ホームセンターなどで購入
⑧適当な大きさの段ボール 30cm x 40cm程度のもの
費用は全部で2万円程度です。ケルヒャーは不要になったらメルカリで高値で売れるので、エアコンクリーニング1回できれば実質ペイできます。
段ボールについては、今回独自でやってみたらうまくいったのでご紹介します。目的は水撥ね防止です。
ケルヒャーって、結構水の跳ね返りが強いので、外だと気にしなくていいのですが室内ではそうも言ってられません。水撥ね防止用の公式オプションパーツもあるのですが、ややお高い。
そこで、とりあえず数分耐えてくれればいいやと思い、適当なAmazon段ボールに先端を差し込む穴を開けて使ってみました。結果、なんとかなったので来年もこれで行きます。
実際の手順とかかった時間
①準備、養生(30分)道具の準備やケルヒャーの配線、家具の防水養生など
②分解(30分)エアコンの分解。慣れた機種なら10分くらいでできそう。基盤部分は入念に防水。
③パーツ洗浄(15分)分解可能な部品を洗います。
④エアコン洗浄(15分)エアコン内部のファンを洗浄。一番大事。
⑤組み立て(10分)分解と逆の手順。壊さないように慎重に。
⑥乾燥(20分)内部の水滴を送風モードで乾燥させる。適当に20分くらい。
作業自体は1時間程度、作業前の準備や洗浄後の乾燥を入れて2時間程度でできました。
分解手順について詳しく解説
ここでは特に大変だったエアコン分解手順について、写真メインで詳しく記載します。ちなみに我が家のエアコンは、富士通ゼネラル ルームエアコン(AS-A569H2)です。
無事にエアコン全体の外枠が外れたら、基盤部分の防水と、エアコン洗浄用のカバーを取り付ける。
最終的に、↓のような感じになりました。
分解が終わったら、いよいよケルヒャーで水をかけていく工程です!
エアコン内部ファンを高圧洗浄する
エアコンの分解が終わったら、ケルヒャーで水をかけていきます。ケルヒャー先端は、標準付属の水圧調整可能なバリオスプレーランスを使用。水圧はとりあえず弱めからスタートし、最終的に一番強い状態にしましたが特に問題なかったです。
エアコンのファンを左→右に向かって洗浄、一回30秒くらいで終わります。1回やるだけでもうほぼ汚れは取れていましたが、念のため3往復くらいしました。この辺は適宜、汚れの取れ具合を適宜確認すればOK。
内部ファンの洗浄前後の写真が↓。(洗浄前本当に汚い、、、すみません)
気が済むまで洗浄したら、あとは分解と逆の手順で組み立てていけばOK。組み立て後、送風口をタオルと養生テープで塞いだ状態で送風モードにし、残った水滴を吹き飛ばせば完了です。
結果まとめ、感想
結論→めっちゃよい!きれい!健康!快適! ケルヒャー最高!!
特に一戸建てなら使える場面も多い&保管場所もあると思うので、おすすめです。
これは本当にやってよかったです。もう毎年恒例行事になりそうな予感。時間はかかりますが、自分の気の済むまで、気になったタイミングで掃除できるのがよいですね。
最終的なコストパフォーマンスをまとめると、
今回のエアコン洗浄による節約効果は、エアコン1台分、約1万円分です。購入したケルヒャーその他を2万円とすると、差し引き1万円の出費になりますが、
・ケルヒャーはメルカリで売却可能(売価1.7万円、利益1.3万円とすると実質プラス)
・来年以降はほぼ0円で実施可能。家のエアコン3台/毎年 で年間3万円の節約効果
これなら全然プラスですね。業者手配やスケジュール調整、当日の待機時間などを考慮すると、個人的にかなりコストパフォーマンスは高いと思います。
手軽に、お安く、健康が手に入るこの感じ、最高です。
また汚れが溜まったらやってみようと思います。極めたらクリーニング業者で副業できそう。
ではまた🐼
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