どの抱っこ紐が使いやすい?4種類レビュー比較

子育て

うちの子は例にもれず抱っこ大好きなので、これまで色々な抱っこ紐を使ってきました。抱っこ紐って結構メーカーによって使い心地が変わりますよね。がっちり止めるタイプなのか、さっとつけれるタイプなのか、生地はメッシュなのか、ヒップシートはあるのかなどなど。まだ生後6か月ですが、気づけばすでに4種類の抱っこ紐を使用していたのでそれぞれの特徴をまとめてレビューしたいと思います。

左上)エルゴ、右上)コンビ、
左下)プレジュール、右下)コニー

エルゴ ~Ergobaby~

まずは王道、エルゴの抱っこ紐ですね。街中で見かける回数も一番多いです。

(左)表面 (右)裏面

・メーカー:エルゴ(Ergobaby)

・品名:ベビーキャリアOMNI360 クールエア

 私が使用しているのはOMNIシリーズです。エルゴの公式HPによれば、今はOMNI Breezeが販売されていますね。肌触りと通気性の良さが特徴です。

・価格:\22,000~

特徴は何といってもその安定感。腰と背中にバランスよく負荷を分担し、長時間の抱っこにも疲れを感じさせない工夫を感じます(実際一番疲れにくい)。新生児から4歳ごろまでと長期間使えるのもありがたいですね。とりあえず初めての抱っこ紐はこれを買っておくとよいと思います。定価で買うとちょっとお高めなので、もし価格が気になる方は型落ち品やメルカリなどのフリマアプリで中古を検討されるとよいかと。逆に不要になった際はそのブランド力から高く売れる可能性が高いのもメリットの1つです。

エルゴの抱っこ紐は、その装着方法も自由度が高いです。自分の好きな・負担がかかりにくい抱っこの仕方に変えられます。

・対面抱き(パラレル):0〜24ヶ月  →一般的な装着方法

・対面抱き(クロス):0〜24ヶ月  →肩ひもがクロスするので外側にずれにくい

・腰抱き:6〜24ヶ月 おんぶ:6〜48ヶ月(20kg)

・前向き抱き(OMNI、EMBRACEのみ):5〜24ヶ月

エルゴの説明書から引用。1つの抱っこ紐で4種類以上の抱き方がある。商品によってはさらに多いものも→公式動画

個人的に感じるデメリットは、・装着に時間がかかる・機能が多すぎてわからない の2点でしょうか。バックルや紐の数が多く、どこをどうするべきか、初回の人は全くよくわからないと思います笑。説明書必須ですね。もしくはYoutube動画で先輩パパママさんの使い方を勉強したりしていました。

ただ慣れると迷いもなくなるので、これらのデメリットは感じなくなりました。

月齢や赤ちゃんのサイズに合わせて股下や脇部分の調整が可能。しっかり抱っこできる反面、機能の多さに戸惑う部分も。

総合するとひとまず迷ったらエルゴ、まさに安心、王道を行く抱っこ紐だと思います。

Amazon.co.jp: エルゴベビー (Ergobaby) 抱っこひも メッシュ おんぶ 前向き抱き 日本正規品保証付 (洗濯機で洗える) ベビーキャリア 成長にフィット オムニ360 クールエア/ミッドナイトブルー CREGBCS360PMIDBLU 1個 (x 1) : ベビー&マタニティ
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コンビ ~Combi~

2つ目はコンビの抱っこ紐です。

(左)表面 (右)裏面

・メーカー:コンビ(Combi)

 ベビーカーやチャイルドシートで有名な日本メーカーですね。かなりお世話になっています。

・品名:ベビーキャリア ジョイン

・価格:\9,909

我が家では当初エルゴを使っていたのですが、もう少し簡単に装着できるものはないか、もしくは2つあると片方を車に常備できて便利では、といった狙いで抱っこ紐を買い足しました。

特徴は、エルゴと比較して・安い ・シンプル この2点かと思います。一言でいうとエルゴをもう少しシンプルにした、廉価版みたいな感じです。

エルゴと比べた時の細かい違いは、・赤ちゃんのサポートベルトが取り外せない ・腰の真正面を支える部分が薄い 点などが挙げられます。特に子育て中は抱っこを筆頭に前かがみになることが多く、腰痛が発生しやすいので、腰のサポート部分は少しの違いでも積み重なると結構な差になってきます。

赤ちゃんの落下を防ぐサポート用のベルトが付いています。エルゴはバックルで取り外し可能(赤ちゃんに一旦装着後、抱っこ紐に接続できる)。
(左)コンビ(右)エルゴ 腰を支える部分の面積が小さいので、腰に負荷がかかりやすい(筆者腰痛持ち)

コンビの抱っこ紐は実際使ってみて、特に不自由に感じることはなかったです。が、我が家はもともとエルゴを使っていたのでそもそもの出番が少なく、残念ながら今はほぼタンスにしまったままです。

繰り返しになりますが抱っこ紐としての機能は十分で問題なく使えますので、そんなに抱っこ紐にこだわりがないけどある程度しっかりしたものを使いたい方などにはオススメになると思います。

Amazon.co.jp: コンビ Combi ジョインEL-E ネイビーブルー : ベビー&マタニティ
Amazon.co.jp: コンビ Combi ジョインEL-E ネイビーブルー : ベビー&マタニティ

プレジュール ~Plaisiureux~

お次はプレジュールです。

(左)表面 (右)裏面

・メーカー:プレジュール(Plaisiureux)

・品名:抱っこ紐&ヒップシート

・価格:\3,380

育児にも少し慣れてきた6か月ごろ、ヒップシートなるものの存在を知りました。早速試してみたいなと思いAmazonで検索したところまさかの3,000円台とお安い。ものは試しと買ってみたところなかなかに使い勝手がよく、今ではエルゴと並んで稼働率が高いです。

特徴はその安さもさることながら、・腰の部分の横に大きいマジックテープ ・ヒップシート です。

エルゴや他の抱っこ紐の場合、基本は自分が座った状態で抱っこ紐を腰に装着→赤ちゃんをのせる→背中部分を装着、という流れですが、はじめの腰に装着する部分でわりと時間がかかります。理由はバックルにありまして、後ろ手でバックルをとめると見えないし、前で止めるとそれを後ろにまわすので手間がかかるんですね。その点、ちらのプレジュールの抱っこ紐は腰の部分にかなり大きなマジックテープが設置されているので、見えなくてもぱぱっと付けられます。位置がある程度定まってからバックルをとめるので、その間にずれてくることもないです。めちゃ便利。他社も導入してほしいです。

腰のバックル部分に大きなマジックテープが付いている。一旦仮止めできるのはかなり便利。

2つ目の特徴はヒップシートです。こちら、抱っこ紐がヒップシートと上部で別れるようになっていまして、さらにヒップシートの中に固めのプラスチックがあることで赤ちゃんの椅子のように使うことが可能です。

このヒップシート、簡単なお出かけや夫婦でおでかけするときにかなり便利です。理由はその脱着のしやすさにあります。例えば夫婦で片方が疲れてきた場合、抱っこ紐と赤ちゃんを一旦外して、もう片方の親が装着する必要がありますが、ヒップシートだけならそのやり取りが立ったまま行えます。赤ちゃんの体勢も前後などすぐに変えられるので、抱っこ中の表情の確認もしやすいです。

ヒップシートのみだと長時間の使用の場合やはり腰が疲れやすいので、その場合は肩部分も装着すればOK。

デメリットは特にないですが、あげるとすると使用可能時期が首の座る3カ月ごろと少し遅いところですね。

ヒップシートのみの状態。取り回しが簡単で、必要に応じて上部を取り付ければOK。中には固いプラ素材が入っている。

まとめると現時点でコスパ最強の抱っこ紐です。

Bitly

コニー ~Konny~

最後はコニーです。

・メーカー:コニー(Konny)

・品名:抱っこ紐 スリング

・価格:7,480

コニーの特徴はそのシンプルさですね。バックルもなし、長さ調節の紐もなし。パッとかぶって赤ちゃんを入れれば完成です。

初めて抱っこ紐を着けるときに、あのややこしそうな見た目にしり込みしてしまいまして、とりあえずエルゴを買ったもののその後もなるべくシンプルなものを探していました。そんなときに見つけたのがコニーの抱っこ紐です。新生児から使えるのもポイント高いです。

はじめはコニーも使い方がわからず、???となっていましたが、こちらも装着方法などはyoutubeにたくさん解説動画があります。それらを参考にすれば、問題なく装着することができました。

コニーの特徴は、・シンプル・軽い・小さい の3点です。折りたためば20cm四方の巾着袋くらいの大きさまで小さくなるので、カバンに入れても場所を取りませんし、何よりただの布なので軽いです。

コニーはとにかくコンパクト。おりたためば小さな巾着袋くらいになります。ロゴのペンギンもかわいい。

デメリットとしてはシンプルな分やはりエルゴと比べると腰や肩への負担が大きいと思います。うまく装着できないと赤ちゃんの動きによって少しずつずれてくるため、都度位置調整が必要だったり、肩の布部分がどんどん真ん中に寄ってきてしまったりしました。もしかしたら私が下手なだけで、うまく広げて使えればずれないとかあるのかも?あとは使用しているうちに生地が伸びてこないかなども少し気になりました。

Bitly

まとめるとコニーは軽い、シンプルなものを使いたい人におすすめです。

4種まとめ

ここまで紹介してきた4種の抱っこ紐の特徴をまとめます。

メーカーエルゴコンビプレジュールコニー
品名、型番ベビーキャリア OMIN360
クールエア
ベビーキャリア
ジョイン
抱っこ紐&
ヒップシート
抱っこ紐
スリング
定価
(Amazon,
2023/4時点)
\22,450\9,909\3,380\7,480
中古価格
(メルカリやリサイクルショップ。参考値)
~\7,000~\1,500~\1,500~\2,500
使用可能時期※0~48カ月
(3.2~20.4kg)
1~36カ月
(3.2~15kg)
3~36カ月
(~20kg)
0~36カ月(3~20kg)
メリット・安定感抜群
・多彩な装着方法
・高リセールバリュー
・日本メーカー
・シンプル
・安い
・マジックテープで簡単装着
・ヒップシートのみで使用可能
・軽い
・シンプル
デメリット・機能が多く複雑
・慣れるまで装着に時間がかかる
・エルゴより腰のサポートが薄い
・1~4か月までは別売インファイトシートが必要
・腰負担大きい(ヒップシートのみの場合)・ずれやすい
・肩が痛くなりやすい
こんな人におすすめ・迷ったらこれ・日本メーカーのものが欲しい・安いものが欲しい
・ヒップシートを使いたい
・バックルが苦手
・カバンに入れて持ち運びたい
※使用可能時期は抱っこ紐の種類の他、抱っこの方法(対面かおんぶかなど)によっても変わります。詳しくはメーカーHPや説明書をご参照ください。

どれも一長一短ありますが、私のおすすめは~3,4カ月(首が座るまで)ならエルゴ、以降は必要に応じてエルゴとヒップシートタイプの抱っこ紐をそれぞれ試してみるとよいかと思います。やはり装着のしやすさと長時間装着したときの疲れにくさがポイント高いですね。どれを購入するか迷われている方は、トイザらスや赤ちゃん本舗などで一度実物を見てから購入されるとよいかと思います。

あとはこの記事書いているうちに楽しくなってきましたので、他にも抱っこ紐を出しているメーカーは色々ありますし、また試していきたいです(最近はエアリコが気になっています)。また子供が大きくなったら使用感も変わってくると思うので、こちらに追記していきます。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

ではまた🐼

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