この記事を読むと、
・資産形成において大切な事って何があるの?
・若いうちから気を付けておくことは?
この記事では、我が家がアッパーマス層に到達するまでに特に重要と感じた「家」について振り返ります。
皆さんは人生における3大支出は何かご存じですか?
①家②教育③老後 資金の3つです。これらの必要な平均額をざっくり示すと、
・家:3,000~5,000万円
・教育:1,000~2,000万円×子供の人数
・老後:1,000~2,000万円×夫婦二人分
夫婦2人子ども2人の4人家族の場合、だいた合計1億~1.3億円くらい必要になります。
大卒サラリーマンの生涯年収が2.6億円、さらに20%税金に持っていかれたとすると2億円。つまり人生のお金の50%以上を上記3つで占めることになります。
逆に考えると、これら3つをうまく節約できれば、それだけで数千万円~1億円のポテンシャルがあることになります。
そう聞くと何とかやりくりしたいところ!
例えば会社の家賃補助や実家を利用するだけでかなり有利だね。
この中でも、特に重要なのが「家」です。
一番の理由はやり直しがききにくいから、です。
教育や老後の資金は、減らそうと思えば減らせますし、すべて一括で必要になるわけではありません。
一方で家は、特に戸建てやマンションを購入する場合は、最初の契約によって金額が固定されてしまうため、高額な家を購入してしまうとかなり取り返しがききにくいです。
我が家は約4,000万円の家を35年ローンで契約しています。
この記事では資産形成においてなぜ「家」が障害になりやすいかについて語ります。
>>前回の記事はこちら「資産形成で大切なたった2つのこと【①配偶者編】」
①あとからやり直しがきかない
これは少し上にも書きましたが、住宅購入は一度不利な契約を結んでしまうとあとからお金を取り返すのがかなり難しいです。
・そもそもの金額が大きい
・売買時の手数料が高い
・やり直し(引っ越し)の心理的、金銭的ハードルが高い
もちろん家を売る、住宅ローンを低金利なものに借り換えるなどの対策はあります。ただそもそもの購入金額が高すぎると、これらの対策も焼き石に水、、、
家は新築から一回住むと、建物の価値は半分くらいになるっていうよね。
それだけリセールバリューが出にくいってことだね。
我が家は建売にしたけど、周りの友達は注文住宅で6,000万円や8,000万円の家を買った人もいます。正直血の気が引いたぞよ。
②営業がつく
家を買う時に失敗しやすいポイントの2つ目が、住宅メーカーの営業がつくことです。
営業さんって、親切な人が多いよね~
相手は物を売るプロです。
表面上は仲良くしても、最後にお金を払うのは私たちなのです。
住宅展示場などに行くと、すごくさわやかな笑顔で話しかけられますが、その笑顔も来場者プレゼントもすべて私たちの払う住宅購入費用に上乗せされていることを肝に銘じておきましょう。
彼らの給料がなぜ出るのか、それは彼らの営業活動によって家が売れるから。そして私たちはお金を払うカモのような存在です。
契約が終わればある意味他人。
一回営業の人の本音をきいてみたいところ。
特にこの営業が保険や不動産屋、銀行と提携している場合は最悪です。
・よくある営業トーク
「保険に関してはこちらがおすすめとなっておりまして~」
「そうしましたら私共の方で土地を探しておきますので~」
「みなさまこちらのプランによく入られていまして~」
とにかくよく確認しましょう。金利が0.1%変わると、合計支払金額が100万円くらいかわることもざらです。
我が家は保険も銀行ローンも自分で調べて比較表を作成、営業担当者の調査結果と突き合わせて選びました。こっちからお勧めするくらいの気持ちで!
新しい家を見学して一種のハイな状態になってしまうのは仕方ないですが、とにかくこの営業の人が親切だから、信頼できそうだから、月末のキャンペーンが、などの理由でその日に契約まで進むのはやめましょう。
一度冷静になって、自分で月々の支払額をシミュレーションし、本当にこの金額を払う価値があるのか?を自問自答しましょう。
大事なのは「払えるか?」ではなく「払う価値があるか?」です。
>>こちらの記事もおすすめ「持家vs賃貸【真実の家賃とは?】」
まとめ:後悔しない家の選び方
いかがだったでしょうか?
結論、一番の対策は「賃貸」or「中古物件」にすること です。
ただ、新築の住宅に住んでみたい、一戸建てで子育てしたい、などの気持ちも出てきますし、実際私たちは今の家を買って本当に満足しています。
そんな時はぜひ上記内容に気を付けて、理想の家を見つけてください。
何事もやれることをやって、あとは待つ。これしかないのじゃ。
ではまた🐼
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