このブログを読むことで、ダイワハウス建売の実際の購入金額、坪単価、値引き額、さらには具体的な値下げ方法まで詳しく分かります。建売物件を検討している方、これから物件を検討したいと考えている方、値引きの相場が知りたい方におすすめです。
どうも母方パンダです。私たちは2019年に大手ハウスメーカーの「ダイワハウス」にて建売住宅を購入しました。意外と建売の費用とか値引き額を公開している人って少ないですよね。今回は私たちが実際に購入した物件購入総費用、値引き額、そして安く購入するための交渉方法をどんどん公開していくよ~~!
どんな住宅を購入したの?
- 購入時期:2019年
- 建物:XevoB(軽量鉄骨造の2階建て/長期優良住宅)
- 延床面積:約120㎡
- 間取り:5LDK
- 付属オプション:オール電化&エコキュート。エアコン2台。照明やカーテンは1Fと2Fすべて付属。ダイニングテーブル、椅子、テレビ台、絨毯などのインテリア。
おうち探しを始めて、早1年以上・・・
やっと理想のお家を見つけたぞよ
私たちはまだ情報が一般公開されていない
竣工前の建売物件を購入しました!
そのため、建売なのに壁紙・インテリア・床材・コンセント数・・・・
など沢山じぶんで選べたぞよ。オプションでエコカラットや、深型食洗器、室内物干しなど追加もできたのだ。
ただ、一般公開前なので割引はかなり難しいとのこと。。。
果たしてその金額やいかに?!
実際の購入金額と坪単価は?
今回は分かりやすいように、土地代とローン手数料を除いた値段を公開します。
早速ですが、費用総額は26,760,000円でした。
詳細な内訳は以下の通りです。
建物本体価格(A):22,680,000円
付帯工事費用(B):3,350,000円
手数料等(C):730,000円
建物工事費 | 21,000,000 |
屋外給排水 設備工事費 | 上記含 |
諸官庁手続費 | 上記含 |
長期優良住宅 認定申請費 | 上記含 |
仮設水道費 | 上記含 |
設計料 | 上記含 |
工事管理料 | 上記含 |
建物価格(税抜) | 21,000,000 |
消費税(8%) | 1,680,000 |
A 合計 | 22,680,000 |
基礎補強費用 | 250,000 |
外構工事費用 | 2,000,000 |
照明工事費用 | 50,000 |
カーテン工事費用 | 400,000 |
エアコン工事費用 | 200,000 |
家具工事費用 | 450,000 |
B 合計 (税込) | 3,350,000 |
登記費用 | 400,000 |
収入印紙代 | 0 |
固定資産税 | 30,000 |
火災保険料 | 200,000 |
その他 | 100,000 |
C 合計 | 730,000 |
今回求める坪単価は建物本体価格を坪数で計算します。
(建物本体価格) 22,680,000円 ÷ (坪数) 36坪 = 630,000 (円/坪)
坪単価は税込で63万円(税抜 58万円)という結果となりました!
あのダイワハウスで坪単価60万円台で建てられるなんて、
建売はやっぱりお得だね!!
もし自分の費用を計算したい方は、坪単価×延床面積+土地代+ローン諸費用で
おおまかに計算できるぞよ
では実際にどれだけ、値引きできたのか見ていきましょうー!
値引き金額も完全公開!
値引き金額:2,200,000円
追加オプション費用(実質的な値引き):200,000円
合計値引き額:2,400,000円
値引き率は 合計値引き額÷値引き前の支払総額 で計算しました。
合計値引き額(2,400,000)÷ 値引き前の支払費用総額(26,760,000+2,400,000)=8.2%
値引き率:8.2%でした!
値引き額は条件やタイミングによって大きく異なりますので、今回の結果はあくまでもご参考程度にご覧いただければと思います。
建築してから、日数が経過していたら
もっとお値引きしてもらえる可能性も高そうだね!!
追加オプションはエコカラット・深型食洗器・室内物干しを頼んだぞよ
次の章では我が家が実際に行った
具体的な値下げ交渉術を披露するよ~!!
必見!具体的な値下げ交渉術7選
実際に我が家が実践した値下げ交渉術を時系列順に並べました。個人的には特に「①と⑥」が値下げに効果的だったと思います。
①紹介制度を利用して、ハウスメーカーとコンタクトをとる
はじめは知り合いに紹介してもらえる人がいないか探そう!
住宅展示場は基本NG!!
紹介制度とは家を建てた施主が知り合いを紹介するという制度です。この紹介制度、これから家を検討する方によってメリットが大きく二つあります。
一つ目は紹介割引特典が受けられることです。具体的にどれくらい値引きできるかはメーカー毎に異なりますが、間違いなくお安くなります。
二つ目は担当の営業マンに対する攻略方法を施主から教えてもらうことができることです。施主はすでに紹介した営業マン一度家づくりを経験しているため、どうやって家づくりを進めていけばよいのか、どうやって値下げ交渉したのかなど実際に体験したことを直接聞くことができます。もしかしたら実体験を踏まえた上でアドバイス等がもらえるかもしれません。
一方この紹介制度のデメリットとして、「断りにくくなる」という点がよくネットやSNSで見られます。私自身、ハウスメーカー5社を知人に紹介してもらい、最終的にはダイワハウス以外お断りをしました。つまり4社断ったのですが、やはり最初はかなり断りにくかったです。特に会社の先輩など、目上の方からの紹介は中々難しかったです。ではどのようにすれば、断りやすくなるのかそのポイントをお伝えします。紹介を受ける段階で、施主側に「実際に契約する可能性はかなり低い可能性が高く、ご迷惑かけてしまうかもしれないが、それでも紹介してもらえるか」と伝えることです。これで私の場合ですが後半は罪悪感なく、お断りすることができました。というのも、実は施主側も紹介した時点でハウスメーカー側から、何らかの形でギフトを受け取っていることがとても多いです。つまり、施主側からすれば紹介できただけで得、さらに契約までしてくれたらかなりラッキーという感じです。ですので紹介制度は施主側としても、これから家づくりを進める側もwin-winの関係なので、是非利用しましょう!
②類似物件で他社見積もりをとる
複数メーカーを見に行くのは時間もかかるけどこれで数百万円の値引きを引き出せます。
これは必須!!
他社見積もりを取る理由としては1)相場を知ること、2)値下げ交渉の材料とするためです。家の購入は大きい金額を扱うので、相場を知り知識武装して、ぼったくられないようにしましょう。また、他社見積もりがあることで営業担当がで自分の上司や会社に、どれだけ値下げをしていいか相談・判断しやすくなり、結果としてスムーズに値下げができる可能性が高まります。特に、希望物件と条件(施工面積・オプション・材質等)が似ていて、価格が低い見積書があるといいです。他社見積もりを得るのは少し大変ですが、是非がんばりましょう!
③値引き額の目安を考えておく
これは意外と盲点なのだ
初めての交渉の場で、私たちが「この物件はお値下げ可能ですか?」と営業担当+上司に聞いた際、彼らは「では、どの金額だったら購入いただけますか?」と特大のブーメランを返されて、夫と二人焦ったことがあります。営業担当としても、限度なく「とりあえずもっと値下げして!」と交渉されるより、他社見積もりと比較するなどしっかりと理由を添えて「○○万円値引いてくださったら必ず購入します」と言われた方が、前向きに検討してくれますよね。予め、家族で値引き額の目安を考えておくことをおすすめします。
④決算月で交渉の勝負にでる
いよいよ営業担当と交渉スタートじゃ!!
家の購入タイミングは中々選ぶのが難しいですが、もし可能であらば決算月で交渉できるとよいでしょう。ハウスメーカーとしても営業担当としても、特に売上を上げたい時期なので、普段よりも値下げ金額の枠が多く設けられている可能性もあります。
⑤金額でダメなら、オプション追加で交渉
金額が限界になったら次はオプション。
これもかなり有効だよ!!
金額としてはこれ以上の値下げは厳しいと言われても、意外とオプション追加の交渉ができることがあります。メーカー側としても、オプション追加の方がやりやすい面があるのかもしれません。交渉する前に、必ずつけたいオプションはないか、家族で相談しておきましょう。我が家は2Fエアコン設置、室内物干し、深型食洗器をお願いしましたが、無事にこちらの要望を通すことができました。
⑥他に紹介できる人がいることを示唆
住宅購入は駆け引きが大事。ある意味、恋愛と一緒じゃ!!
交渉もすでに後半戦、お値下げ対応やオプションの追加が難航してきたときに使った私達が実際に使ったワードです。実際に紹介を希望している友人が周囲にいたので、「契約させていただいた際には、他に紹介したい人がいます。今後も末永く、お付き合いさせていただきたいと考えているのですが、あと一声お値下げいただけないでしょうか?」と伝えたら、お値下げに成功しました。具体的に紹介できる人が身近にいなくても「家族、同年代の友人、職場でも家の購入に検討している人が多くいるので、契約した暁には是非紹介させていただきたいと考えております。」というように、紹介に前向きな姿勢を示してみてはどうでしょうか?物件は知人からの紹介が多いため、営業の方は新たな繋がりを非常に重要視しています。ぜひチャレンジしてみてください。
⑦購入したいという気持ちも前面に伝える/端数を丸めてもらう
最後は気持ちじゃ!!
営業担当者と気持ちよく交渉するには、やはりこの物件がとても素敵で、どうしても購入したい!という気持ちを全面に伝えた方が個人的にはいいと思います。また、ここまでがんばってくれた営業担当者にあと少しだけ希望を叶えてくれたら(例えば、端数を丸める等)、必ず購入するという最終ボーダーを伝えましょう。これは何回も使っては効果がなくなるので、必ず使用は1回のみにしましょう。
ここまで長くなりましたが、マイホームの検討には人と人のつながりが非常に重要だなと改めて思いました。もし身近に希望するハウスメーカーの施主さんがいる場合は、是非紹介を受けてください!もしダイワハウスのお家を検討していて、周りに施主が中々いない方は、本ブログコメント欄等にお問合わせいただけましたら、実際に私たちが担当頂いた営業さんを紹介することも可能です。お気軽にご連絡ください。
まとめ
私たちが購入したダイワハウスの建売は、
費用総額は26,760,000円でした。 *土地代とローン手数料除く
合計値引き額:2,400,000円で、値引き率:8.2%、坪単価は税込で63万円でした!
この金額で、今のお家に住めるなんて大満足だぞよ。
マイホームは本当に大きな買い物なのに、中々具体的な購入金額や値下げ額については直接聞きにくいですよね。
我が家はしっかりと値引き検討ができたおかげで、住宅ローンを払いながら資産形成を進め、無事アッパーマス層まで到達することができました。
もしこの記事が少しでもみなさんの参考になればとてもうれしいです。
それではまた🐼!
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