ついにアッパーマス層!?資産3000万円へ至った道のり(後半)

お金

こんにちは、パンダです。

この記事では我が家が資産形成(30代資産3000万円)に至った現時点までの、後半部分について書いていきます。

資産形成に向けてやるべきこと6つ

前回の記事では、一般的な人(貯金0からスタートする人)にとって資産形成に必要な道のりを次の6つにわけて解説しました。

①人生の目標設定(どういう人生を送りたいか)

②お金の目標設定(何円欲しいか)

③福利の計算

④証券口座の開設→株を買う

⑤支出の把握(特に固定費)と見直し

⑥その他(Youtube、本や雑誌を読むなど)

上記のうち、①~③については前回の記事で詳しく記載したので、今回は後半の④~⑥について書いていこうと思います。

④証券口座の開設→株を買う

 お金儲けに関する情報は世間にいくらでも溢れていますが、その中でも株式投資は一番簡単に利用できるお金儲けシステムだと思います。

投資の力を利用したいなら、まず証券口座を開設しましょう。基本ネット証券ならどこでもよいですが、SBI証券か楽天証券が使いやすいと思います(私は両方開設しています)。もし楽天銀行の普通預金口座を持っているなら楽天銀行、それ以外の方はSBI証券でよいと思います。

証券口座は開設自体は無料ですが、申請から開設されるまで数週間程度かかります。つまり開設の手間はあるが使用しなくても特にデメリットはありませんので、ひとまず開設しておくことをお勧めします。

証券口座が開設されたら、実際に株を買ってみましょう。ここでポイントは、

・少額にする(1万円以下、1株単位の単元未満株かNISA枠の投資信託でOK)

・自分で買う

の2点です。

よく株や投資の話をすると、「怪しい」「損することもある?」「借金したらどうするの?」と言われる方がいます。が、株は最も損しても入れたお金が0円になるだけです。株で借金が発生するのは、借金をして株を買ったときだけです(信用取引など)。なので、はじめは失ってもいいお金で1000~5000円くらいの株を買ってみるといいと思います。個人的には1株から優待のあるジョーシンやパソナなどがよいと思いますが、単元未満株・優待で検索すればいくらでも情報がでてきます。

また以前投資に関するセミナーに参加した際、「株を買う前に何を勉強しておいたらいいですか?」と質問されている方がいました。その時の講師の答えは、「勉強するよりまず買ってみてでした。

なんでもそうですが、やってみるのが一番早いです。失敗したら全財産失うのであれば慎重にならざるを得ないですが、小さな失敗なら改善も早いですし、何を勉強すべきかわかります。

よくある例え話ですが、自転車に乗りたいのに一生懸命自転車の乗り方について本を読んで勉強しても自転車に乗れるようにはなりません。必要なのは何も考えず、ただ乗るだけです。当然はじめは失敗しますが、周りに車がビュンビュン走っている高速度道路だったり、左右が海で落ちたら終わり、のような状況でなければもう一度チャレンジすればよいだけなのです。それが唯一にして最速の近道です。

なので、ここまで読んでまだ証券口座を持っていない人は、まずは証券口座を申し込みましょう。証券会社で迷っている人はとりあえずSBI証券を開設しましょう。失うものはわずかな時間とスマホの充電くらいです。

自分で株を買うことができるようになったら、あとはNISA口座などの自動積立でインデックス投資を行いましょう。具体的には全世界株式(eMAXIS Slim全世界株式、オールカントリー通称オルカンもしくはS&P500)でOKです。株や投資の本はこれまで何冊も読みましたが、結論はどれも同じで、インデックス投資一択です。株は個別株投資など、ややこしいことをすればするほど時間や手数料がかかるわりに、投資成績が伸びないことが数々の研究で明らかになっています。逆に個別投資などを勧める人がいたら怪しいと疑うべきです。

ここまで株について書きましたが、ポイントは自分で行うということです。株式投資や資産形成はすべて自己責任です。失敗しても誰も責任をとってくれません(当然私も誰の責任も取れません)。これを聞いて「じゃあやめておこう」という人がいるかもしれないですが、むしろ問いたいのは「自分の人生において他人が責任をとってくれることなんて何かあるか?」ということです。私たちは日本の豊かな社会で生きてきた中で、無意識に安全安心保障を求めるようになっています。まるで世界が今と変わらずずっと続くような感覚で、明日が来ることを信じて毎朝会社に向かいます。もし今日死ぬことがわかっていたら、おそらく会社に行く人はほとんどいないでしょう。同じように、明日もし日本円が廃止されすべてのお金の価値が0円になるなら、急いで現金を外貨や株に変える必要があります。ただ実際には私たちはゆっくりと歳をとるし、現金の価値は少しずつ下がっていくので気づきにくいだけです。お金持ちと貧乏人の違いは、いかに物事を長期目線で捉えられるかだと思います。なるべく早くこの事実に気付けるように、気づいたときにすぐに行動に移せるように、早めの証券口座開設をお勧めします。

この事実に気づくきっかけになるのが、株を自分で買うことだと私は思っています(実体験です)。慣れるまで株を買ったり設定したりするのは面倒ですが、ここが頑張りどころと思って頑張りましょう。我が家は投資を始めて5年目ですが、今では株のインカムゲイン(配当金)とキャピタルゲイン(値上がり)だけで年間200~300万程度は資産が増えています。

父方ぱんだ
父方ぱんだ

お金は人生の土台!!

株式投資や資産形成を始めて、初めて自分の人生は自分で決めなければ、と思うようになりました。

⑤支出の把握(特に固定費)と見直し

資産形成において一番簡単で効果があるのが支出を減らすことです。

資産の増減は、基本的に(収入-支出)で決まります。収入を減らすには転職や副業などいろいろな方法がありますが、どれも不確実性を伴います。なぜなら他人からお金をもらう行為だからですね。

一方で支出を減らすのは自分でできます。極端な話、1食抜けばその分数百円お金が溜まります(健康に良くないのでやるべきではないです)。

ここで大事なのは、次の2点です。

・支出には金額のわりに満足度の高い支出満足度が低い(なくても気にならない)支出がある

長期目線の金額で比べる(少なくとも1年)

特に効果が大きいのが固定費の見直しです。固定費は普通に生活していれば一定額かかるような費用で、具体的には以下のようなものになります。

・住居費:家賃、住宅ローンなど

・保険料:医療保険、生命保険、積立保険など

・水道光熱費:水道、電気、ガス

・通信費:インターネット、携帯電話

・自動車費:自動車ローン、自動車税、駐車場代、自動車保険

・教育費:学費、給食費、習い事

・その他サービス:Amazonプライム、Youtubeプレミアムなどのサブスク

参考サイト

固定費とは別に、日々の生活の中で変動するものが変動費になります。

・食費:自炊、外食など

・日用品:洗剤など消耗品

・交際費:飲み会、デート代、プレゼント代など

・交通費:電車、バス、タクシー

・医療費:病院の診察台、薬代

・美容費:衣類、美容院、化粧品

・特別費:冠婚葬祭、引っ越しや急な出費

固定費は名前の通り、基本的に何もしなくても一定で支払われていくお金です。家賃がわかりやすい例ですね。資産形成において重要なのは変動費よりも固定費の把握と節約です。なぜかというと、固定費は削減労力のわりに効果が大きいからです。また実際下げても気にならない、忘れてしまうようなものも多いです。

例えば変動費である食費を下げようとすると、日々の生活の中で小さな努力を継続しなければなりません。ダイエットに例えると、厳しい食事制限のようなものです。生活習慣を変更するには強い意志が求められます。その努力の割には、効果は月々数千円~程度ではないでしょうか。

その点、固定費は一度削減してしまえば慣れてしまうようなものが多いです。わかりやすいのは保険の解約、格安携帯、家賃の安いところへの引っ越しなどになります。初めの設定は大変ですが、1度実行すれば人間はすぐにその環境に慣れるので特に自分の意志などは関係ありません。さらに金額も住居費なら数万円、保険や携帯代金も合わせればかなりの金額になります。月1万円なら年間12万円、10年で120万円、年利5%で運用すれば150万円程度になります。かなりの金額ですね。

父方ぱんだ
父方ぱんだ

我が家でも・保険解約(2人分)・格安携帯(2人分)・車両保険削除etc.を組み合わせて月1.5万円、年間 約20万円程度削減できました!

固定費の中でもまっさきに削除すべきは医療保険や積立保険の類ですが、これらについては資産形成が進みマネーリテラシーが上がるにつれてその不要さが理解できます。保険の内容を自分で説明できるか、どういった状況を想定してその保険を選んだのか(どういう症状になったら何万円必要で、その金額をカバーしているのか)を即座に答えられない場合は、誰かに勧められるがままに加入したケースが多い(自分で計算、検討していない)でしょうから、基本的にすべて解約した方がよいと思います。FP3級などで国民健康保険や社会保険について勉強するのがよいですね。

⑥その他(Youtube、本や雑誌を読むなど)

ここまで行動できたらあとはこれまでの目標設定と行動の繰り返し、そして収入アップを考えていくことになりますが、並行して大事なのがお金について勉強することだと思います。

おそらくみなさんは学校でお金や税金に関する教育はほとんど受けてこなかったと思います(私の記憶にはほぼないです)。私も数年前まではマネーリテラシーなんて言葉は聞いたこともありませんでしたし、自分がどんな種類の税金をいくら払っているかなんて何もわかっていませんでした。そこからまずはYoutubeで資産形成に関する動画を見て、本を読み、家計簿をつけ、簿記を取得・・・といったように少しずつ勉強を進め、今では周りの人より1歩進んだ資産形成ができています。

Youtubeと聞くと、もしかすると遊び道具や一般人の動画が多いなど、学習ツールとしてあまりよくないイメージを持たれている方がいるかもしれませんが、現代においてこれほどコスパのよい学習ツールはありません。百聞は一見にしかず、と言いますが、文字や伝聞といった情報に比べて動画は圧倒的に理解しやすいです。これまでいくつものお金・金融関連のYoutuberを見てきましたが、両学長のリベラルアーツ大学は本当に見た方がよいです。個人的には両学長のおかげで人生が変わったし、何なら国民栄誉賞を上げてほしいと思っています。そして書籍もおすすめしたいものはいくつもありますが、資産形成の意味では同じく両学長の「本当の自由を手に入れる お金の大学」を買うのがよいと思います。その他のおすすめYoutuberや特におすすめの動画、書籍については、また別の記事でまとめていこうと思います。

>>両学長のおすすめ動画3選 はこちら

父方ぱんだ
父方ぱんだ

学長には遠く及びませんが、いずれは私も自由を愛するマッチョパンダになりたいと思っております。

まとめ

資産が溜まったらこんなリゾートで暮らしてみたいですね

いかがだったでしょうか?自分で振り返りながら書いているうちに、資産形成に向けたモチベーションが上がってきたように思います。今後もより具体的な家計簿や資産額の推移、副業収入やアッパーマス層になった感想などについて書いていこうと思います。

前回の記事で書いた①~③で人生の目標金額を設定し、④~⑥で実際に行動、その結果を踏まえて目標を見直し・・・という風に繰り返していけば、いつかは目標と現実が近づいてくると思います。目標を立てたり行動するのがどんどん上達するからですね。はじめは悩みながら失敗しながらでも、進めていくと気づけば高い壁に登れていた、なんてことになります。

そこから先はさらに高い壁(準富裕層、富裕層)を目指して登りますが、これまでに手に入れた知識や経験が自分を助けてくれるし、何より「ここまでこれた」という自信が自分の人生を楽しく、自由にしてくれると思います。

興味のある方はたまに覗いていただけますと幸いです。一緒に資産形成頑張りましょう。

ではまた🐼

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