この記事はこんな人向けです。
・最近、車のバッテリーが弱っていると言われた
・バッテリー交換費用をできるだけ節約したい
・バッテリー購入〜交換〜廃棄まで自分でやってみたい。
最近、車のバッテリーを自分で交換しました。
案外素人でも簡単だったのと、業者に依頼するよりも5,000~10,000円程度の節約になったのでやってよかったです。

作業的には30分程度で完了!
費用も抑えられていい感じだね!

今後もどんどん家・車の維持費は下げていきたいところ。
※電気自動車やハイブリッド車の高圧バッテリーは素人には交換不可です。また作業は自己責任にてお願いいたします。
かかった費用、時間まとめ
はじめに費用と時間をまとめます。
・費用:約6,000円(ポイント、廃バッテリー引取費用込)
・作業時間:約30分
ディーラーやカー用品店に頼むと普通に1万円以上かかるので、かなり安くすることができました。

時給換算するとめっちゃお得!
浮いたお金は次の車検代にしよう。
車、バッテリーの種類について
今回は以下の車のバッテリーを交換しました。
・車
ダイハツ、ミラココア 2014年製(型式DBA-L675S)
アイドリングストップ付き
・バッテリー
M-42(型番の詳しい見分け方については後述)
バッテリー交換時期について
一般に、車のバッテリーは2~3年が交換目安と言われています。
今回は車の定期点検時に「バッテリー弱ってますが交換しますか?」と言われたのがきっかけでした。
(とりあえずその場では断って後ほど自分で交換しました)

バッテリーの劣化が気になる場合は、とりあえず近くのお店で点検してもらうのが一番。

もし自宅にテスターがあれば、自分でも簡易的に計測できます。

使用したもの
・新しいバッテリー (今回はパナソニックのサークラにしました)
・スパナ(10mm、車種による)
・メモリーバックアップツール(今回は自作)
・テスター(なくてもOK)
・軍手
・タオル

バッテリーの買い方・探し方
自分でバッテリー交換する上で一番重要なのがバッテリー選びです。ここさえ間違えなければ、あとは簡単な作業のみでした。

型番一緒ならOKでしょ、と思っていたら意外とややこしかったです。
次の流れで確認するのがおすすめ。
ややこしかったのが、バッテリーの数字とL Rの選び方。
まとめるとこんな感じです。
・バッテリーの数字=性能ランク。大きければ大きいほどよい。
→今回はもともと「M-42」なので、これより数字が大きければOK(ただし値段も高くなる)
例、M-42, M-55, M-65など
・末尾のLとR=プラス端子の位置。間違うと基本取り付け不可。
ネットで買う際に間違えないように要注意。末尾に何も書いていない場合はL。
→今回はM-42(末尾に何も書いていない)ので、Lタイプを購入。


ということで、今回はパナソニックのこちらを購入しました。
一点注意点として、Amazonなどではバッテリー回収サービスのついた商品がありますが、古いバッテリーは廃棄の際に金属買取業者に持っていくと有償で買い取ってもらえます。
なので少しでも費用を抑えたい場合は、無料回収には出さずに自分で買取業者に持っていくのがおすすめです。

金属買取業者は初めて利用したけど、GoogleMapで検索して近場に持ち込めばOK!
簡単その場で買い取ってもらえます!超お得!
交換手順
①ボンネットを開ける
まずはエンジンを停止した状態でボンネットを開けます。
運転席の下の方のボタンやレバーなどを開けて、ボンネットが少し開いたら、中央付近の爪部分を押して解除し、ボンネットを開けます。

②メモリーバックアップツールをセット
次にバックアップツールをセットします。
今回は自作ツールを使用しますが、プラス部分(赤)にプラス端子を、マイナス部分にマイナス端子を接続すればOK。
種類によってはシガーソケット部分に差し込むタイプやモバイルバッテリーを使用するタイプもあります。

テスターで電圧確認、単三電池8本で約12V。

③マイナス端子を取り外す
④プラス端子を取り外す
バッテリーを取り外す際はマイナス→プラスの順に取り外します。これはなるべく安全に、ショートによる事故を防ぐためですね。
作業の際は、スパナなどの工具が誤ってバッテリー端子に触れないよう、作業していない方の端子をタオルや雑巾で覆うと安心です。


⑤古いバッテリーを取り外す
端子が外れたら、バッテリーを固定している部品を外して、バッテリーを引き上げます。
固定部品もスパナで二箇所のボルトナットを緩めれば外すことができます。
この時、ナットや工具を落としてしまわないように注意します。
部品が外れたら、そのままバッテリーを持ち上げて外します。
バッテリーは約10kgと見た目の割にかなり重いので、これも落としたり怪我をしないように注意。




⑥新しいバッテリーを取り付ける
⑦プラス端子を取り付ける
⑧マイナス端子を取り付ける
⑨片付け
ここまでくれば、あとは新しいバッテリーをこれまでの逆の手順で取り付ければOK。
注意点は、取り付け時はプラス→マイナスの順に取り付けること(取り外しの時と逆)。それ以外は割と簡単にできるかと思います。
以上でバッテリー交換が終了です。お疲れ様でした。


古いバッテリーの廃棄方法について
バッテリー交換が終わったら、古いバッテリーが残りますね。
古いバッテリーはカー用品店やガソリンスタンドなどでも回収を行っていますので、電話で確認すればOK。
ただ一番のおすすめは金属買取業者に持ち込みです。
こちらも事前に電話で買取単価を確認しておくと良いです。割と親切に教えてくれます。
今回は近くの業者3社に電話し、一番高かったところに100円/kg=900円で買い取ってもらいました。

これも以前不用品の金属ゴミを買い取ってもらった経験が活きたね!

自分にとってはゴミでも、人によっては有用品。
なんなら自分で再生できたらいいのに、、、
まとめ
いかがだったでしょうか?
今後、何十年も車を持つことを考えると、早めに自分でバッテリー交換できるようになるとトータルで結構かと思います。
特に廃バッテリーの買取はかなりお得感があるので、おすすめです。

友達のバッテリー交換もやりたい〜(お小遣い稼ぎ)

どんどん生活コストを下げて、人生楽しみたい。
ではまた🐼
※番外編:自作メモリーバックアップの作り方
◯必要なもの

費用が割とかかるので(電池除いて1,200円程度)、工作好きな人以外は既製品推奨です。
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