2024年10月に第二子が生まれ、退院したのも束の間、RSウイルスに感染→入院となりました。
一時はミルクも全く飲めなくなり、保育器の中で点滴を続ける日々。
その後何とか回復、退院できましたが、この記録を残しておこうと思います。
赤ちゃんの入院は親の付き添いが必須なので、赤ちゃん+大人の入院準備が必要。
本当に大変でした。
最初は風邪かな?くらいだったのが診断→即入院になったので、準備も大変。
上の子もいたので日々生活するのに精いっぱいだったね。
発症~診断まで
第二子は36週で生まれ早産でしたが、何とか無事に赤ちゃんを連れて初めて家に帰れることになりました。
やっと上の子に会わせてあげられると喜んだのも束の間、なんと上の子が38℃の発熱・・・・
急いで上の子は1階、赤ちゃんは2階で別々に過ごす隔離生活がスタートする羽目になりました。
出産した病院は子どもの出入りが禁止だったので、上の子に会うのも久しぶり!
やっと家族4人で過ごせると思ったのに・・・・
退院した当日の夜に発熱するなんて、びっくりしたぞよ
上の子を急いで病院に連れていき検査したところ、新型コロナとインフルエンザは陰性。
そこで風邪薬を処方され、数日で体調も回復し安心しました。
そんな中、下の子に異変が現れたのは隔離生活開始から約1週間後のことでした。
異変に気付いたのは下記4つの症状が出始めたからです。
〇ミルクを吐く回数が増える
〇鼻がフガフガして、鼻水が出る
〇37.5℃の微熱
〇今まで2-3時間まとまって寝ていたのに、30分もしないで起きてくる
今までとは違う症状に違和感を感じたため、近くの小児科を受診しました。
念のため採血をしたところ、なんとRSウイルス陽性!!!
RSウイルスは小さい子ども(特に生後6か月未満の赤ちゃん)が感染すると重症化しやすい非常に危険なウイルス。最も避けたいと考えていた病気に、なんと生後0か月で罹患してしまいました・・・・。
1番恐れていた事態だね・・・
紹介状をもらい、そのまますぐに大きな病院へ向かったのだ
新生児なので、外出は良くないかと考え病院に連れていくか悩んだよ。
違和感を感じたら、病院にいくことが大事だね!
余談にはなりますが、小児科外来でRSウイルスの検査をするのは基本的に1歳未満の赤ちゃんのみらしいです(1歳未満は健康保険が適用)。
1歳を過ぎて小児科外来で検査を受ける場合は費用は自己負担(約5000円程度)となるため、検査をしない場合が多いようです。
我が家の場合も、上の子がすでに2歳だったため、RSウイルスの検査はしなかったようです。
入院~退院:持ち物編
近くの総合病院へ行ったところ、生後0か月ということで即入院となりました。
感染性の疾病ということで、差額別途代金は払わずに個室を利用できたよ~
この時期は夜泣きも酷いし、個室を使えたのはありがたすぎる・・・・!
全く入院の準備ができないまま受診してしまったので、急いで夫に足りないものを持ってきてもらいました。
結果的に退院まで11日かかったのですが、それまでに必要だったものを下の表にまとめました。
【赤ちゃんに必要な持ち物】
〇肌着・2ウェイオール 3セット
〇新生児用おむつ 1パック
〇哺乳瓶2本
〇ミルク缶 2本
〇消毒用セット(消毒剤:ミルポン、消毒用容器、スポンジ、洗剤)
〇ガーゼ
〇沐浴セット(タオル、泡ソープ、保湿剤)
〇母子手帳
〇搾乳機
これは盲点だったのですが、途中で子どもが保育器生活が始まってしまったため急遽搾乳機が必要になりました。
私は今回、搾乳機と消毒用の容器をお借りすることができました。
特に搾乳機は手動のものでしたが、とても使いやすくて助かりました。
もし、搾乳機を持っていない人は一度病院にレンタルできるか聞いてみるとよいかと思います!
そして意外に準備が大変だったのが、大人の持ち物です。
【大人に必要な持ち物】
〇着替え 3セット
〇洗面道具
〇洗剤(病院でのコインランドリー用)
〇タオル、バスタオル 各2枚
〇飲み物:水2L
〇カトラリー(箸/スプーン/フォーク)
〇紙コップ
〇スリッパ
〇食べ物
〇アイマスク
特に11日間、朝・昼・夕の食べ物を自分で準備しなければならないのが大変でした。
外に出られないし、子どもを置いて売店には中々行けないので部屋ですぐに食べられるものを準備する必要がありました。
部屋に電子レンジはなく、電気ポッドしかなかったからかなり辛かったね・・・・
食生活が偏って、しかも動けない日々が11日間も続いたから母は2kgも太りました・・・(泣)
私が用意した食べ物は、お湯で食べる「クノール スープDELI」「カップ麺」「バンホーテン ココア」と常温で食べられる「ランチパック」「ゼリー」「魚肉ソーセージ」です!
基本的に朝は「クノール スープDELI」+「ランチパック」、お昼は「お弁当」、夜は「カップラーメン」を食べ、おやつにココアやゼリー、魚肉ソーセージを食べていました。
特にクノールスープDELIとランチパックは種類が沢山あって飽きないので、4日分くらい買いだめして食べてました。
11日間と入院期間が長かったので、夫に仕事の合間に途中で2回ほど物資供給してもらったよ!
感染症対策で病院に18歳以下の子どもを連れていけないから、上の子がいると面会するのも難しかったね。
何より今回の入院生活で意外と一番役に立ったのは、アイマスクでした!
これは入院の予定がある人は必ず持参してほしいアイテムです✨
新生児の細切れ睡眠に加えて大変だったのは、夜間に看護師さんが持つ懐中電灯や部屋の明かりがつくことで私が起きてしまうことでした。
ただでさえ、授乳で2-3時間置きに起きているのに辛すぎる・・・・
他にも音にも敏感な人は、耳栓を持っていくのがおすすめです!
アイマスクも耳栓も大して荷物にはならないので、念のため鞄に忍ばせておくのが良いと思います。
入院~退院:生活編
入院が決まってすぐに、赤ちゃんの手にはパルスオキシメーター(酸素濃度計)装着と足には、水分と栄養供給のための点滴処置が施されました。
はじめの3日間は、比較的体調も落ち着いていました。
赤ちゃんと添い寝をしつつ、酸素濃度が下がらないように簡易マスクのような形で24時間酸素供給をしていました。
体調が急変したのは入院4日目のことでした。
夜間に飲んだミルクをすべて吐いてしまうくらいの大量嘔吐、微熱37.8℃、さらに酸素濃度は80%を7切り、陥没呼吸、呼吸も80回/分以上と呼吸が非常に苦しそうでした。
そこで急遽、鼻カニューレを装着し保育器の中で過ごすことになりました。
ぐったりとして泣きもせず、ミルクも一切飲まなくなって本当に心配だったぞよ・・・
看護師さんや先生が夜間問わず30分ごとに様子を見てくれて、ありがたかったです
入院して4-6日目に体調悪化のピークが来て、その後は緩やかに落ち着いていきました。
少しずつミルクを吐かずに飲める量が増え、酸素濃度も90→95%以上と安定し、酸素流量を下げることができました。
入院9日目に鼻カニューレが外れ、10日目には保育器から脱出できたのだ!
先生も仰っていましたが、小さいお子さんがRSウイルスに感染すると発症して5-7日目前後でピークを迎えるらしく、驚くほど一気に体調が悪化します。
今回は不幸中の幸いで感染してすぐに入院し、点滴や酸素供給が施していたため体調悪化を食い止めることができたようです。
もし体調が悪化してから入院、となっていたら更なる高度治療が必要で当院では対応することができなかったと言われたよ。
特に月齢が小さい時は少しでも異変を感じたら、病院に受診するのが安心だね!
新生児期11日間の入院は長く辛いものでしたが、先生や看護師さんがとても優しく、そしてなにより赤ちゃんを可愛がってくれたため乗り切ることができました。医療従事者の方には心から感謝を述べたいと思います。
退院後の生活
退院後は、シロップの薬とネブライザーで吸入する薬を処方していただき1日3回投与してました。
退院3日後の受診では喘鳴(呼吸時のヒューヒュー/ゼェゼェ)が少し残っていましたが、退院7日後には体調が無事に回復していました!
低月齢でRSウイルスに感染した際、今後の生活で気を付けることを尋ねたぞよ
〇体調不良の人が身近に出た場合は、なるべく隔離して生活
〇後遺症は出ないか?→ 喘鳴が出やすくなる、酷いと喘息になるパターンも
〇喘鳴や陥没呼吸の悪化、呼吸回数の増加がみられたら病院へ受診
低月齢での感染は喘鳴が出やすくなるんだね・・・
今後は注意して観察しないと!
まとめ:まじでこわすぎRSウイルス
まさか産後すぐにRSウイルスに罹患して、貴重な新生児期11日間を病院で過ごすとは思いませんでした・・・。
RSウイルスは感染力が非常に高く、我が家の場合防ぐことは残念ながらできませんでしたが、早期発見早期治療ができて本当によかったです。
もし少しでも体調に異変を感じたら、迷わず病院を受診するのがおすすめ!
最後まで読んでくれてありがとうございました🐼
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